会社も個人も忘れてはいけない視点=「人にされて嫌なことはしない」
相手の立場になって考えよう
大人になって会社で働いてみると
これって本当に大事なことなのに多くの人が忘れてしまいがちなことなんだと思いました。
私も忘れることありますけどね、仕事よりプライベートで。というか夫に対して。(後からごめんと思う)
こんなこと考えたのはね・・・・・・・・・・・・・・
最近電気とガスの会社から猛烈に電話がかかってきます。
内容は「電気とガスまとめませんか。安くなるよ。」
なんですがその頻度がすごい。
私のところは電気ガスバラバラです。一個にまとめたほうがいいよな〜〜〜とは思っています。
でも自分で調べて比べてみたりして検討したいじゃないですか。
だから電話では即決できないのです。
だからあんまり電話してこないで、ちょっと待ってね、もしそこの会社がよかったらこっちから電話しますんで〜て感じでした。
でもあまりに電話がかかってくる。電車で出れなくても。
するとだんだん印象が悪くなり、
「一つにまとめるにしたってこの会社はやめておこうかな」
なんて思ってしまうんですよね。(心狭いですかね)
◉「人にやられて嫌なことはしない」
「人にやられて嫌なことはしたらダメだよ」とよく小さいころ母親に言われました。
「相手の立場になって」の最初の一歩はこの「人にされて嫌なことはしない」だと思うんです。
自分がやられたらどう思うだろうか
電気やガス会社の電話をかけてくる方々はアルバイトだったり上からの指示だったりで当然本人たちの意志ではない。
問題なのはこれを良しとして指示してしまう「会社(の上の人たち)」。
自分がやられたらどう思うかの視点が会社にあればきっと顧客にたくさん電話をして勧誘をしろとは言わないのではないか…と私は思うのです。仕事しててふとケータイ見たらやたら勧誘の連絡がくる・着歴が残ってるってちょっと嫌じゃないですか。
わざわざ相手に嫌われるような方法をとって収益につなげようとする、
必死がゆえに忘れてしまう、顧客目線。
なんでこんなことをわざわざ書いたのかというと以前の会社に勤めている時に
会社の上層部がまさにこんなことをしていたのを思い出したから。笑
顧客にとって「なんだこの会社は。」と思われるような施策を打ち出しては末端で動く社員「え、そんなこと顧客に言えっていうんかい!?」って思わせる指示を出してくる。でも渋々社員は動くんですよね。上に言えない人多いのです。
自分がお客さんの立場ならどう思うかって視点を持ち続けることって一つの会社に入って働いている時間が長くなれば長くなるほどむずかしい。
でもそれを欠いた時、その会社は確実に顧客に離れていかれるんだよな〜きっと、と思います。
代わりの会社は他にもあるんだから。
A社がイマイチな対応してくるなら
同じようなお金でサービス提供してくれるB社を選べばいいのですよね。
駅南口のスーパーが安いからずっと行ってたけど
なんか最近接客が横柄だし、野菜の値段が上がったし、質も下がった・・・
試しに行ってみた北口のスーパー、値段は変わらないけど野菜の質が良いしポイントが貯まりやすそうだからこっちに乗り換えよ〜
的なね。
ほとんどのお客さんは離れるときに「このスーパー、なんか最近値段上がったし、レジの人の対応がイマイチになったから、私もう北口に乗り換えましたんで!!」って宣言はしないはず。言ってくれる人がいたらそれはある意味とても優しいお客さん。会社のダメなところを指摘してくれている。(クレーマーと紙一重ですが)
相手の立場になって…を忘れた会社の対応は自分たちが気づかない間にお客さんを遠ざけているかも。
改めて「人にされて嫌なことはしない」は大事だと思うわ。
そんなことを考えてしまった日でした。